Relance評判・口コミ|高単価・自社開発案件の実態
フリーランスエンジニアとして高単価案件を狙うなら、自社開発・プライム案件に特化したエージェントを選ぶのが定石です。その中で注目を集めているのが、ITインフラ領域に強みを持つ株式会社スリーシェイクが運営するRelanceです。保有案件の95%以上が自社開発またはプライム案件で、利用者の平均単価は月額105万円という高水準を誇ります。
一方で、「公開案件数が少ない」「未経験・経験浅めには不向き」といった声もあり、万人向けのエージェントではありません。本記事ではRelanceのサービス仕様、高単価を実現する仕組み、メリット・デメリット、口コミの傾向、他社との比較までを網羅的に解説します。
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Relanceとは
Relanceは、株式会社スリーシェイクが運営するフリーランスITエンジニア向けのエージェントサービスです。スリーシェイクはSRE(Site Reliability Engineering)やクラウドインフラ領域に強みを持つテック企業です。自社がIT業界の第一線で事業を展開している知見を生かし、エンジニア目線で設計されたエージェントサービスを提供しています。
Relanceの最大の特徴は、保有案件の95%以上が自社開発またはプライム案件(一次請け案件)である点です。多重下請け構造を排除することで中間マージンを圧縮し、エンジニアに還元する単価を高水準に維持できています。平均単価は月額約105万円、中央値は約80万円とされ、月額100万円超の案件が珍しくありません。
コンサルタントは全員が現役エンジニアまたはエンジニア経験者で、技術的な対話ができる点も評価されています。スタートアップや成長企業のコア開発メンバーとして参画するケースが多く、最新技術スタックでの案件が豊富です。
基本情報まとめ
Relanceの主要なサービス仕様を表にまとめました。登録前の判断材料としてご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社スリーシェイク |
| サービス開始 | 2018年 |
| 公開案件数 | 200〜300件前後(非公開案件含めさらに多数) |
| 対応職種 | エンジニア中心(特にSRE、バックエンド、フルスタック) |
| 対応エリア | 首都圏中心(フルリモート案件多数) |
| リモート対応率 | 80%以上(フルリモート) |
| 稼働日数 | 週5日中心、週3〜4日案件もあり |
| 単価帯 | 月額80〜150万円(平均105万円、中央値80万円) |
| 手数料(マージン) | 非公開(プライム案件中心のため低水準と推定) |
| 支払サイト | 月末締め翌月15日払い |
| 登録料 | 無料 |
| 利用者平均年収 | 約1,260万円(公開情報) |
※上記は2026年4月時点の公開情報を編集部で整理した目安です。実際の条件は案件・時期により変動します。
公開案件数は大手エージェントより少なめですが、非公開案件を含む総案件数は公開数の数倍に達するとされ、登録後に個別紹介される案件が中心です。年収の相場感を知りたい方はエンジニア年収ガイドも参考にしてください。
Relanceのメリット5選
実際の口コミや案件傾向を踏まえ、Relanceを利用するメリットを5つに整理しました。
メリット1:自社開発・プライム案件95%で高単価を実現
Relance最大の強みは、保有案件の95%以上が自社開発またはプライム案件(クライアント企業との直接契約)である点です。多くのエージェントが二次請け・三次請けの案件を含む中、プライム案件に絞ることで中間マージンを圧縮し、エンジニアに還元する単価を高水準に維持しています。
平均単価月額105万円、中央値80万円という水準は、フリーランスエージェント業界でもトップクラスです。同等スキルで他社から乗り換えた結果、単価が月10〜20万円上がったという体験談も確認されています。
メリット2:現役エンジニア出身のコンサルタント
Relanceのコンサルタントは全員が現役エンジニアまたはエンジニア経験者で構成されています。技術的な質問や案件の技術スタックの理解、キャリア相談などが深いレベルで行えるため、営業出身の担当者と話すときに感じる「技術的なミスマッチ」がありません。
フルスタック、バックエンド、SRE、クラウドインフラなど、それぞれの専門領域に精通した担当者がアサインされるため、案件提案の精度も高く維持されています。
メリット3:フルリモート案件80%以上
Relanceの案件は、全体の80%以上がフルリモート対応です。運営会社のスリーシェイク自体がリモートワーク文化を持つテック企業であり、クライアント企業もスタートアップ・グロース企業が多く、リモートワークに理解のある環境が整っています。
地方在住のエンジニアでも、首都圏の高単価案件に参画できる環境は大きな魅力です。フルリモート率80%超は、業界でも上位水準の実績です。
メリット4:SRE・クラウドインフラ領域に強い
運営会社のスリーシェイクはSREコンサルティングで知られるテック企業です。その影響で、SRE、Kubernetes、Terraform、AWS/GCP/Azureなどクラウドインフラ領域の案件が特に豊富です。インフラエンジニアやSREエンジニアとしてスキルを発揮したい方には最適のエージェントです。
バックエンド開発(Go、Python、Rust、TypeScript)やデータエンジニアリング領域の案件も充実しており、モダンな技術スタックを使う案件が中心となっています。インフラ系のスキルパスはインフラエンジニアロードマップも参考にしてください。
メリット5:支払サイトが翌月15日と短い
Relanceの支払サイトは月末締め翌月15日払いで、フリーランスエージェントの中では短い部類に入ります。翌月末払いや翌々月払いのエージェントと比較すると、2週間〜1ヶ月早く報酬を受け取れるため、キャッシュフロー管理の面で有利です。
独立直後で運転資金の余裕が少ないエンジニアにとって、支払サイトの短さは実務的な安心材料となります。
Relanceのデメリット3選
メリットが多い一方で、利用者の口コミから見えてくる注意点も存在します。登録前に必ず確認しておきましょう。
デメリット1:公開案件数が大手より少ない
Relanceの公開案件数は200〜300件前後とされ、5,000件を超える大手エージェントと比較すると少なめです。公開案件はRelance全案件の一部にすぎず、非公開案件を含めると総案件数は公開数の数倍に達するとされていますが、登録前に選択肢の幅を確認したいエンジニアにとっては物足りなく感じる可能性があります。
案件数の幅を重視するなら、クラウドワークステックや他社エージェントとの併用が現実的です。
デメリット2:実務経験3年未満には案件紹介が限定的
Relanceの案件は高単価プライム案件が中心であり、即戦力として活躍できる中堅〜上級エンジニアを対象としています。そのため、実務経験3年未満や未経験者には紹介可能な案件が限定的です。
経験年数が不足している場合は、まず会社員として実務を積むか、副業からフリーランス実績を作るのが現実的です。副業からの移行戦略はエンジニア副業ガイドで解説しています。
デメリット3:マージン率は非公開
Relanceはマージン率を公式には公開していません。ただし、プライム案件が中心であることから中間マージンは低水準と推測されます。マージン率の透明性を絶対視するエンジニアは、マージン公開のPE-BANKとの比較検討が有効です。
口コミ・評判の傾向
Relanceの利用者から寄せられる口コミの傾向を、ポジティブ・ネガティブの両面から整理します。
良い口コミの傾向
「単価が他社より明らかに高い」 という声が最も多く見られます。同じスキル・同じ稼働条件で他社から乗り換えて月額10〜20万円単価が上がったという体験談や、月額100万円超のオファーを初回提案で受けられたという声があります。
「コンサルタントが技術を理解している」 との評価も目立ちます。技術スタックの詳細な質問や、キャリアパスの相談が深いレベルで行えるため、ミスマッチが少なく、案件提案の精度が高いと評価されています。
「フルリモート案件が実際に多い」 という点も好評です。地方在住でも首都圏の高単価案件に参画できる環境が整っており、ワークライフバランス重視のエンジニアから支持されています。
気になる口コミの傾向
「経験が浅いと紹介案件がない」 という声があります。高単価案件中心のため、実務経験3年未満では選択肢が限定的です。
「公開案件が少なく登録前の判断が難しい」 との指摘もあります。公開案件と実際の保有案件にギャップがあるため、登録後の個別面談で実情を確認する必要があります。
「首都圏以外のオフライン案件は少ない」 との声もあります。フルリモート案件は豊富ですが、地方常駐案件は限定的です。
他社エージェントとの比較
Relance(リランス)と、特徴の異なる他社エージェント4社を主要項目で比較します。
| 項目 | Relance | Midworks | ITプロパートナーズ | PE-BANK | クラウドワークス テック |
|---|---|---|---|---|---|
| 案件数(公開) | 200〜300件 | 3,000件以上 | 4,000件以上 | 5万件以上(累計) | 5,000件以上 |
| 平均単価(月額) | 105万円 | 70〜80万円 | 70〜90万円 | 65〜80万円 | 60〜75万円 |
| 単価上限 | 150万円超 | 100万円超 | 120万円 | 100万円 | 100万円 |
| リモート対応率 | 80%以上 | 70%以上 | 80%以上 | 50〜60% | 90%以上 |
| 自社開発・プライム案件比率 | 95%以上 | 中程度 | 中程度 | 低い | 中程度 |
| コンサルタント | 現役エンジニア | 業界経験者 | 業界経験者 | 営業中心 | 営業中心 |
| 支払サイト | 翌月15日 | 翌月20日 | 翌月15日 | 翌々月20日 | 翌月末 |
| 強み | 高単価・プライム案件特化 | 報酬保証 | 週2〜3日・副業対応 | マージン透明性・老舗 | リモート案件・案件数 |
※各社公式サイトおよび編集部調査による2026年4月時点の目安です。実際の条件は時期によって変動します。
この比較から分かる通り、Relanceの最大の差別化ポイントは「プライム案件特化による高単価の実現」です。平均単価・単価上限ともに業界トップクラスで、技術力で勝負したい中堅〜上級エンジニアに最適です。一方、案件数の幅広さや初心者対応力では他社が優位に立つ場面もあります。
こんな人におすすめ / おすすめしない
Relanceをおすすめする人
- 実務経験3年以上で高単価案件を狙う中堅〜上級エンジニア - プライム案件95%の環境で月額100万円超を実現しやすいエージェントです
- SRE・クラウドインフラ領域のエンジニア - 運営会社の強みと直結しており、この領域では業界随一の案件ラインナップです
- 技術的な対話ができる担当者を求める人 - コンサルタント全員が現役エンジニアで、深い技術相談が可能です
- フルリモートで働きたい人 - リモート率80%超で、地方在住でも首都圏の高単価案件に参画できます
- スタートアップ・成長企業の開発に携わりたい人 - プライム案件で裁量の大きいポジションでの参画が可能です
おすすめしない人
- 実務経験3年未満のエンジニア - 紹介可能案件が限定的で、まず実績を積んでから登録するのが現実的です
- 案件数の幅広さを重視する人 - 公開案件数は他社より少なめで、多数の選択肢から選びたい場合は不向きです
- 地方で常駐案件を探している人 - 首都圏中心のため、地方常駐はPE-BANKなどとの併用が必要です
- 報酬保証制度を必須と考える人 - 報酬保証はないため、制度的な安心を求める場合はMidworksが候補になります
よくある質問
Q. Relanceの平均単価が高い理由は何ですか?
保有案件の95%以上がクライアント企業との直接契約(プライム案件)または自社開発案件のため、多重下請け構造による中間マージンが発生しません。その分、エンジニアへの還元単価を高水準に維持できている点が大きな要因です。
Q. フリーランス未経験でも利用できますか?
登録は可能ですが、Relanceの案件は実務経験3年以上を求めるものが大半です。未経験や経験1〜2年のエンジニアは紹介可能案件が極めて限定的です。まず会社員として実務を積むか、副業で実績を作ることを推奨します。
Q. 公開案件が少なく見えますが大丈夫ですか?
公開案件はRelanceの保有案件の一部にすぎず、非公開案件を含めるとその数倍の規模となります。登録後の個別面談で、スキルや希望に合った非公開案件を紹介してもらえる流れが一般的です。
Q. 支払サイトはどのくらいですか?
月末締め翌月15日払いです。翌月末払いや翌々月払いのエージェントと比較すると、2週間〜1ヶ月早く報酬を受け取れます。キャッシュフロー管理の面で有利な条件です。
Q. 他のエージェントと併用できますか?
問題ありません。高単価案件を狙いつつ、案件数の幅でクラウドワークステック、週2〜3日稼働でITプロパートナーズなど、役割を分けた併用が実用的です。同一案件への重複応募だけは避けてください。
Q. どのような技術スタックの案件が多いですか?
モダンな技術スタックの案件が中心です。バックエンドではGo、Python、Rust、TypeScript、フロントエンドではReact、Next.jsが多く見られます。インフラ領域ではKubernetes、Terraform、AWS/GCP/Azureなどクラウドネイティブ技術の案件が充実しており、SREやデータエンジニアリングの需要も旺盛です。
まとめ
Relanceは、自社開発・プライム案件特化による高単価を武器にしたフリーランスエージェントです。本記事で解説したポイントを改めて整理します。
- 最大の強みは保有案件の95%以上がプライム案件で、平均単価月額105万円・中央値80万円という高水準を実現しています
- コンサルタントが現役エンジニアで、技術的な対話と深いキャリア相談が可能な点は他社にない魅力です
- フルリモート率80%以上で、地方在住でも首都圏の高単価案件に参画できる環境が整っています
- SRE・クラウドインフラ領域に特化しており、この分野のエンジニアには業界随一の案件ラインナップを提供します
- 実務経験3年以上が前提のため、経験が浅いエンジニアは他社を併用するか、実績を積んでから登録するのが現実的です
フリーランスエンジニアとしてのキャリアを成功させるには、自分のスキルレベルとエージェントの強みを合致させることが不可欠です。Relanceは「高単価志向」「モダン技術スタック」「フルリモート」を重視する中堅〜上級エンジニアにとって、第一候補となるエージェントです。複数エージェントの比較検討をされる方はフリーランスエージェント比較も参考にしてください。
この記事を書いた人
エンジニア転職ラボ編集部
編集長
学生時代からWebサービスを複数運営し、大手Web系企業にてフルスタックエンジニアとして従事。その後フリーランスとして独立し、5年以上にわたり常時複数社のプロジェクトに参画。未経験エンジニアのメンタリング経験を通じて、正確な転職情報の必要性を実感し、エンジニア転職ラボを設立。